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5反の農地はいくら?長野県千曲市の相場と取得手続きを自分なりに整理してみた

はじめに(自分の勉強として整理)

農業を続けていると、いつか必ず考えるのが「農地をどう増やすか」という問題です。
特に果樹農家の場合、園地の広さはそのまま経営規模に直結します。

私自身も栽培面積を増やすことを考えたときに、

  • 5反くらいの農地が欲しい
  • もし買うならいくらくらいなのか
  • 譲ってもらう場合は税金はどうなるのか
  • そもそも農地の売買は普通の土地と何が違うのか

といったことが全く整理できていませんでした。

そこで今回は、

「長野県千曲市で5反の農地を取得する場合」

について、自分の勉強として

  • 相場感
  • 手続き
  • 税金
  • 実務上の注意点

をまとめてみました。

専門家ではないので最終判断は行政や税理士への確認が前提ですが、農業経営の視点で理解しておくには十分役立つ内容だと思います。


千曲市の農地価格はどのくらいなのか

まず気になったのが「農地の値段」です。

宅地の感覚で考えると全く見当がつきません。

農地価格の参考になるデータとしては、

  • 千曲市の農地取引情報
  • 全国農業会議所の農地売買価格調査

などがあります。

複数の資料を見て整理すると、千曲市周辺ではおおよそ次のレンジに収まりそうです。

農地価格の目安

坪単価5反の価格
2,000円約300万円
6,000円約900万円
10,000円約1,500万円

5反の面積は

1反 ≒ 300坪
5反 ≒ 1500坪

つまり

300万〜1500万円くらいの幅

が現実的なレンジと言えそうです。

ただし農地は条件によって極端に変わります。

価格を左右する条件

農地価格は次の要素で大きく変わります。

・道路に接しているか
・水利条件
・日照
・作物(果樹か水田か)
・農業振興地域の区分
・荒廃しているか

特に果樹園は

  • 整地されている
  • 防風設備がある
  • 排水が良い

などの条件があると高くなる傾向があります。

逆に

  • 耕作放棄地
  • 水はけが悪い
  • 道が狭い

といった条件だと、

数十万円〜ゼロ円譲渡

というケースも珍しくないそうです。


農地を買うときの基本ルール

農地は普通の土地と違い、自由に売買できるわけではありません。

必ず

農地法の許可

が必要になります。

ここで関係するのが

農地法
の第3条です。


農地を購入する場合の手続き

購入の基本的な流れは次の通りです。

手続きの流れ

1 農地の売買契約
2 農地法3条の申請
3 許可取得
4 所有権移転登記

申請先は

千曲市農業委員会
になります。


農地法3条で見られるポイント

審査では主に次の点が見られるそうです。

  • 農業経営をしているか
  • 耕作する能力があるか
  • 農機具や労働力
  • 周辺農地への影響

つまり

「ちゃんと農業をする人か」

という点です。

農家であれば基本的に問題ないケースが多いようです。


購入時にかかる税金

農地を買うときに発生する税金は主に3つです。

税金内容
登録免許税登記の税金
不動産取得税取得時の税金
印紙税契約書

ここでは

売買価格900万円

という仮定で考えてみます。


登録免許税

所有権移転登記にかかる税金です。

税率
原則2%
(軽減措置で1.5%)

評価額300万円と仮定

300万 × 1.5%
= 4.5万円

※評価額は売買価格より低いことが多い


不動産取得税

評価額 × 3%

300万 × 3%
= 9万円

ただし農地には軽減措置があり、

実際はもっと安くなるケースも多い

と言われています。


その他費用

実務では次の費用も発生します。

費用目安
司法書士5〜10万円
印紙税数千円〜

購入費用のイメージ

項目金額
農地価格900万円
登録免許税約4.5万円
不動産取得税約9万円
司法書士約7万円

合計 約920万円前後

というイメージになります。


農地を譲ってもらう場合

農村では

「タダで譲る」

という話もよく聞きます。

ただしここで問題になるのが

贈与税

です。


贈与税の計算例

仮に評価額300万円の農地を

無償でもらった

場合

300万 − 110万
= 190万

税率10%

約19万円

つまり

タダでも税金はかかる

ということになります。


低額売買はどうなるのか

例えば

900万円相当の農地

100万円で売買

この場合、

差額800万円が

贈与とみなされる

可能性があります。

このあたりは税務判断になるため、

実務では

  • 適正価格で売買
  • もしくは賃貸

というケースが多いようです。


農地を借りるという選択肢

実は農家の実務では

いきなり購入しない

ケースも多いそうです。

方法としては

  • 賃貸借
  • 利用権設定

などがあります。

その中でもよく出てくるのが

農地中間管理機構
いわゆる

農地バンク

です。


農地バンクのメリット

・税金が発生しない
・契約が行政管理
・農地集積が進む

つまり

まず借りて使う

というのはかなり合理的な方法だと思いました。


農地を持つと毎年かかる税金

農地を取得すると

毎年

固定資産税

がかかります。

ただし農地の評価額は低いため

5反
数千円〜数万円

程度になることが多いようです。

宅地とは桁が違います。


今回調べて感じたこと

今回いろいろ調べてみて感じたのは、

農地は

値段よりも条件が重要

ということです。

例えば

・水が出ない
・日陰
・トラックが入れない

こういう条件だと、

いくら安くても経営としては成立しません。

逆に

  • 日当たり
  • 排水
  • 道路

が良い農地なら、

多少高くても長期的にはプラスになる可能性があります。

農地は

資産というより生産設備

に近いものだと改めて感じました。


まとめ

今回自分なりに整理してみた内容をまとめると、

千曲市で5反の農地

価格目安

300万〜1500万円

取得方法

  • 購入(農地法3条)
  • 贈与
  • 賃貸

主な税金

税金内容
登録免許税1.5〜2%
不動産取得税3%
贈与税110万超で課税

そして実務的には

いきなり購入より賃貸から

という選択も多いようです。

農地の取得は金額だけでなく

  • 税金
  • 手続き
  • 条件

を総合的に考える必要があると感じました。

まだまだ勉強不足なので、今後も実際の事例を調べながら理解を深めていきたいと思います。

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